ハウチワカエデ−羽団扇楓 (1999.11.3、2004.12.1)
 Acer japonicum


 見事な紅葉の葉である。9-11裂した10センチ以上の大きな葉が、真紅や金色に紅葉する様は、目を見張らせる。
 「ハウチワ」は羽根で作った団扇で、その形から連想された名前である。別名を「メイゲツカエデ」ともいう。山地に育ち、10m以上になることもある。若葉には両面とも白毛があるが、裏側の要の部分以外は後に無毛となる。他のモミジと比べて、葉の切れ込み数の多いのが特色である。4−5月にモミジ科特有の赤い花を咲かせる。
 学名はAcer japonicumで、カエデ科カエデ属である。






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