ハウチワカエデ−羽団扇楓
(2000.4.29)
山地で見るモミジの王様である。大きな葉を真紅や金色に染めて
紅葉する
。
4−5月に咲く花もモミジの中では大きく、雄しべが長いので綺麗に見える。雄花と両性花とを付けるが、房の先端が雄花になることが多い。翼果も大きく、斜めに開いた形をしている。
学名はAcer japonicumで、カエデ科カエデ属の落葉高木である。japonicumの名の通り、日本を代表するカエデといえる。
3月下旬には花の蕾が開き始める
蝶が羽根を乾かして開くように、紅葉の葉も花も次第に開いていく
上部には翼果が出来る両性花が付き、先の方には雄蘂の目立つ雄花が付く。
4月中旬には、花は満開となり、翼果が成長し始める
大きくて立派な翼果が出来た
葉も青々と茂り、初夏を迎える
樹皮
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