ユキワリイチゲ−雪割一華
(2008.3.25、京都府立植物園)Anemone keiskeana
ユキワリイチゲ−雪割一華
(2008.3.25、京都府立植物園)| 淡い紫色が可憐で、且つ凛とした趣をも感じさせる早春の花である。丘陵地や山麓の林の周囲の比較的日の当たる場所に生える。地下茎で増える多年草で、根生葉は3枚の小葉よりなり、深緑色の小葉には鋸歯と白い斑があり、裏面は紫色である。茎葉は3枚で輪生している。 3−4月に淡い紫色の中型の花を付ける。花弁に見えるのは実は萼片で、12−22枚もある。 学名は Anemone keiskeanaで、キンポウゲ科イチリンソウ属である。本州西部から九州にかけての山野に分布する。 |
