コリヤナギ−行李柳 (1999.4.2、2000.2.10)
 Salix koriyanagi


 コリヤナギの花が膨らんできた、白い羽毛を風になびかせて、 満開になる日を待っている。2月の、まだ雪の残る池のそばにも、もう春の気配。
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 京大理学部植物園の池の縁に数株植えられている。3月中頃から4月初めまで 長い間花が咲いていた。ヤナギ科独特の尾状花序であるが、シダレヤナギより 茶色っぽく、丸まっている。雄しべは一個で葯は赤みを帯びる。
 外来種であるが、古くに渡来している。この木を使って行李を作ったので 行李柳の名が付いた。
 学名はSalix koriyanagiで、ヤナギ科ヤナギ属である。 Salixはヤナギのラテン語名。

2月のコリヤナギ



3月のコリヤナギ



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