カナダツガ (2005.4.25)
 Tsuga canadensis


 カナダを代表する木の一つである。カナダ東部の原産であるが、西部にも多く見られ、カナダの重要な森林資源となっている。日本にも住宅建材として多く輸入されている。一方、公園樹や庭園樹としても用いられ、多くのコニファーの園芸品種が作られている。
 葉の裏には2本の気孔線が目立つ。花は2月に咲き、緑の球果が出来る(写真)。球果は秋には淡褐色となる。
 学名はTsuga canadensisで、マツ科ツガ属の常緑高木である。Tsugaは日本の栂が学名となったものであり、canadensisはもちろんカナダの意。

京都大学農学部植物園で写す





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