今朝の新聞に「カイコウズ」と言う花が紹介されていた。そういえば、東京葛飾区の向島百花園に行ったときに、入口(出口?)に近い木にカイコウズと書いた札が掛かっていたと思いあたった。まさにその札が、今日金子さんから届いた「カイコウズ」の写真に、写っていた。偶然とは恐ろしいものである。 カイコウズとは、実は、「アメリカデイゴ」の和名である。ブラジル原産で、日本には江戸時代に渡来した。梅雨どき、一足先に夏を思わせる情熱的な花である。大きさは、5cm以上あり、雄しべの独特な曲がり方が面白い。 暖地に生える落葉小高木で、鹿児島県の県花になっている。「デイゴ」は沖縄などでよく見られこちらは4−5月、葉と同時か早めに濃紅色の花を付けるが、「アメリカデイゴ」は6月から花を付け始め、9月頃まで咲き続ける。 学名はErythrina crista-galliで、マメ科デイコ属である。 |