ハスカップ (2000.7.4、西村さん)
 Lonicera caerulea


 いま、とても人気の果実である。ハスカップはアイヌの呼び名で、和名はクロミノウグイスカグラである。この、ハスカップの濃紫色の実は、豊富なビタミンCとカルシウムを含んでおり、そのまま食べると酸味が強いが、ジャムや果実酒、お菓子にも使われて、北海道の特産品として有名になった。そのハスカップの実が西村さんのところでも収穫できると言うことで、花と実の写真を頂きました。西村さんのお便りの一節です。
 「ハスカップの木が庭の隅に4株ほどあります。やっと実を付けたので、花の写真と一緒にお送りします。千歳の義兄の畑から数年前に持ってきたものです。....この木の実は大きさは長径が1cm位で、甘酸っぱく、最近はお菓子にも取り入れられるようになり、有名にもなっているようです。スイカズラ科ウグイスカグラ属とのことです。苫小牧・千歳などの火山灰地帯が本場のようです。ユノミとも呼ばれます。」
 5−6月に、葉の付け根に2つずつ、スイカズラ科特有の形の花を開く。落葉灌木で、涼しい地域での栽培は比較的容易と言われている。
 学名は、Lonicera caeruleaで、スイカズラ科ウグイスカグラ属である。




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