岐阜県瑞浪市の「神明神社の大杉」 (2000.1.18)


 長野県の馬籠、中津川を経て草津に向かう中仙道の宿場の一つ、 「大湫(おおくて)宿」にある神明神社の境内に見事な杉の木がある。杉の根方には 神明の清水と呼ばれる湧き水があって、昔は旅人の喉を潤していたのであろう。
 岐阜県には杉の巨木が多く、県の巨木の7位までを杉が占める。神明神社の杉は 第6位であるが、それでも樹高60m、目通り幹周り11.0m、 樹齢1200年と推定される、有数の巨木である。
 JR中央本線の釜戸駅で降りて、中央高速を越して北に歩く。かなりの坂道を 1時間ほど歩くと、大湫宿である。今はバスの便がないが、 タクシーで15分程度である(1500円)。大湫宿は静かな宿場町で、 家々の佇まいが落ち着いており、懐かしい雰囲気がある。少し足を伸ばせば、 湖と滝のあるハイキングコースを経て釜戸駅に戻ることができる。




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