葭谷さんが、白馬村で見たもう一つの大杉は、嶺方スキー場の近くの嶺方(雨降宮)諏訪社のご神木である。こちらは細野諏訪神社のものとは対照的に、ゴツゴツした感じで、枝を広げている。俗に山杉と言われ、枝も太くて雪折れに強い。 樹高38m、幹周りは8.3mで、こちらも樹齢は1000年と称される。同じく白馬村の天然記念物である。白馬駅の東にあり、どちらかというと裏手に当たる。姫川を渡って南に道をとり、姫川支流の峰方沢を4kmほど遡ると嶺方スキー場である。嶺方公民館を西に入って200mほどの所に諏訪社がある。 |