長野県立科町の「神代杉」
  (2017.10.27、青島さん)


 佐久地方に出かけた折りに「神代杉」を撮影したと言うことで、久しぶりに青島さんから巨木の写真が届いた。神代杉は20年も前に同級生の今野さんから送っていただいたが、その頃から比べるとデジカメの性能もうんと向上して、素敵な写真である。樹勢も大分回復しているように見える。
 神代杉は立科町から白樺湖に向かう40号線に沿った蓼科神社にあり、気を付けていると車窓からも眺められる。目通り幹周りは10.0m、樹高は盛んなときには39mあったが、今は老化して主幹が切られ20mである。かろうじて一枝が緑を保っている。樹齢は1500年と伝承され、立科町指定の天然記念物である。
 立科町役場のある中心部から40号線を2kmほど南下すると、右手に大きな杉の木がある「光徳寺」が見えてくる。光徳寺の杉も立派であるが、更に50mほど進むと右手に小さな石の鳥居の「蓼科神社」がある。この鳥居の左手に巨大な幹が目立つ神代杉を見ることが出来る。蓼科神社の奥社は蓼科山頂にあり、ここは里宮と呼ばれる。

畑地に悠然と立っている


張り出した枝は元気である。


幹にはずっしりとした重量感がある。


光徳寺の杉−背が高く元気


 こちらの木は幹周もかなりある。


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