三重県松坂市の「飯南町の山茶花」 (2006.11.21、馬場さん)


 三重県の馬場さんから、山茶花の木としては最大級の「飯南(いいなん)町の山茶花」の写真を送っていただいた。今、満開のようである。一つ一つの花は、色も美しく可憐である。説明板にあるとおり、樹高11.5m、根元から20cmでの幹周りは1.5mで、山茶花としては巨木である。樹齢は120−150年と推定され、飯南町の天然記念物に指定されている。
 飯南町は、2005年に松坂市に合併されたが、人口6000人の町で、櫛田川流域に植えられた茶の木から作る「深蒸し煎茶」は有名である。この山茶花も、茶畑の横にある。
 JR紀勢本線の松阪駅から飯高地域振興局行き(香肌峡温泉あるいは上木梶行きでも良い)の三重交通バスに乗って、166号線を櫛田川に沿って遡上し、飯南高校前で下車する。高校を右手に見てしばらく歩き、右折して案内板にしたがって歩くと茶畑の中に山茶花が見える。バスは1時間に1本程度ある。車で行く場合も、松阪から166号線を使えばよい。




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