根尾村の薄墨桜は桜の三大巨樹とされ、いつも大人気である。毎年のように全国桜追っかけをされる、同窓の東山さんからその桜の綺麗な写真が届いた。今年はコロナのせいか、人出がやや少ないようである。それだけ桜が際立って見える。 薄墨桜は地元の方々の熱意の籠もった保護によって寿命を長らえ、今も元気に満開の花を見せてくれる。手入れされた木の周辺と支えの木枠にその気持ちがうかがえる。長野市の「素桜神社の神代桜」、山形県長井市の「伊佐沢の久保桜」と並べて、日本の桜の三大巨樹といわれる。蕾のうちは淡紅で開花すると薄い墨色に変わることから薄墨桜と呼ばれる。樹高17.2m、幹囲9.1mで、樹齢1500年と伝えられ、国指定の天然記念物である。アクセスとこの木の保存への努力については以前のページに詳しい。 |