岐阜県美濃加茂市の「川合のムクノキ」 (2000.11.7)


 飛騨川が木曽川に合流する場所は、「川合」と呼ばれ、昔は「川合の渡し」 があったところであるが、今は今渡ダムが出来て渡しもなくなった。 その歴史を見守ってきた、樹齢800年の「川合のムクノキ」が 静かに河畔に立っている。 樹高約20m、幹周り7.8mで、美濃加茂市最大の巨木である。 県の天然記念物に指定されている。
 JR太田線の美濃川合駅で降りて、木曽川のの河畔に出るとすぐ目の前に ムクノキが見える。根本は空洞になっているが、樹木医によって手当されている。 東側にはエノキが立っており、ムクノキはこれとの合体木となっている。
 ゆったりと水をたたえたダム湖畔で、渡り鳥たちが羽を休める風景に しばし見とれていた。



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