栃木県佐野市の「東光寺のコウヨウザン」(2022.1.20 熊ちゃん)
栃木県佐野市の「東光寺のコウヨウザン」(2022.1.20 熊ちゃん)|
巨木探訪にコウヨウザンが載るのは初めてである。そのコウヨウザンの巨木を熊ちゃんが寄稿して下さった。栃木県佐野市寺中町の東光寺にある巨木で、寺の外側からもその雄姿が眺められる。このコウヨウザンは樹高19ｍ、目通り幹周3.1mで、樹齢は300-500年と推定されている。知られている日本最大のコウヨウザンは福島県須賀川市の永泉寺にあり、幹周は5.28mである。東光寺のものは幹周が小さいとはいえ、幹はがっしりとして直立し、巨木の風格を十分に備えているので、平成元年「とちぎ名木百選」に選定されている(熊ちゃん情報)。 東光寺は臨済宗建長寺派の寺院で、元は天台宗の寺であったが、建長寺第七世の大円によって1256年に臨済宗寺院として再興されたといわれる。また、寺の中門は堀田佐野城の大手門を、明治9年の廃藩置県の際に移築したものと伝えられる。 コウヨウザンの場所は、熊ちゃんによれば「東光寺は、県道７号線（佐野行田線）を南下、左側、寺中地区にあります。コウヨウザンは寺の中門を入って左側です。」とある。 なお、コウヨウザン自身の説明は樹木図鑑にあります。 |
