埼玉県さいたま市の「大久保の大ケヤキ」
 (2008.2.17)


 娘の家に泊めてもらって、ご主人の運転で巨木巡りをすることとなった。嬉しいことである。関東第一の巨木である上谷(かみやつ)の大楠を見たあと、埼玉県最大のけやき、「大久保の大ケヤキ」に立ち寄った。JR南与野駅の西2kmの日枝神社の入口にある。この南与野駅の直ぐ近くに「与野の大カヤ」もあって、巨木巡りには最適の地域である。
 ケヤキは民家に囲まれた小公園の横にあり、見付けづらかったが、葉がすっかり落ちていたからであろう。しかし、近づいてみるとさすがに埼玉県第一という貫禄がある。樹高20m、幹回り9.4mで、もちろん県の天然記念物に指定されている。落雷の影響などで、内部は空洞になっているが、樹勢は旺盛で今も大きく枝を広げている。葉のある季節に来ればかなりの重量感であろう。
 JR埼京線の南与野駅で降りて、駅の北を走る463号線を西に歩く。800mほどで首都高速埼玉大宮線の下をくぐり、さらに1km歩くと左手に埼玉大学がある。大学を通り越して最初の辻を右折し、300mほど北進して更に右折。100mほど行くと左手に日枝神社がある。





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