石川県白峰村の「市ノ瀬の大カツラ」
 (2003.6.11、三谷さん)


 石川県は白山を擁する自然豊かなところである。その石川県の自然を人々に伝え、自然とのふれあいを通じて、喜びや感動をわかちあおうとする素晴らしい団体がある。石川県「石川県自然解説員研究会」である。その幹事のお一人の三谷さんから、日本有数の大カツラの画像が届いた。環境庁調査にはないが、研究員の方々が独自に調査してこれまでに新たに見つけられた25本のうちの一本である。以下は三谷さんによる説明です。
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 市ノ瀬から徒歩で約3時間(道はありません)白山国立公園内、石川県白峰村市ノ瀬の岩屋俣谷左岸、標高約1350mに見られるカツラの巨木。この巨木には約25種ほどの着生や寄生植物が見られます。幹周1560cm、樹高43mといわれています。
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 カツラはひこばえが多く、幹周が分かりにくい。ちなみに、単幹で最大のものは、山形県最上郡の「権現山の大カツラ」とされ、幹周20mである。株立ちのものは、岩手県裨貫郡の「千本カツラ」で合計幹周は30mとされる。「市ノ瀬の大カツラ」は単幹で15.6mであるから、環境庁調査に従えば、全国第3位の大カツラと言うことになる。



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