静岡県修善寺町の「日枝神社のイチイガシ」 (1998.10.21、2010.1(熊ちゃん)、2019.8(塩田さん))


 イチイガシも大きくなる木である。日本一の木は大分県の目通り12mのものとされる。イチイガシは温暖を好む木で、巨木のほとんどは大分県と熊本県に分布する。伊豆にこのような巨木があるのは珍しい。
 日枝神社のイチイガシは、根周り5.5m、目通り4.5m、樹高25mの巨木で、樹齢は300年以上と推定されている。静岡県指定の天然記念物である。
 新幹線を三島で、伊豆箱根鉄道に乗り換えて終点の修善寺で降りる。駅前から修善寺温泉行きのバスに乗って終点の修善寺温泉で降り、100m程歩くと、右手に日枝神社がある。この神社の社域には巨木が多い。日枝神社は修禅寺の鬼門にあたり、弘法大師が開祖であると伝えられる。
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 級友の塩田さんが、日枝神社のイチイガシの最近の写真を送って下さった。この木は、20年前に私が写したときと、周囲の状況は変わっていない。樹勢も盛んであるので安心した。最上段の2枚がそれである。

2019年に塩田さんが送ってくれた写真



2010年に熊ちゃんが写されたイチイガシ


1998年に写したイチイガシ



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