以前に九州大学の関谷先生に連れていって頂いた太宰府天満宮に再び足を運んだ。
ここには、珍しいヒロハチシャノキの巨木がある。太宰府では大きなクスノキばかりに気を取られるが、ヒロハチシャノキもちゃんと25000分の1の地図に載っている。 1997年に来たときに比べると、枝葉が元気になって、一回り大きくなったように感じる。樹齢700年の木の幹周が4年間で急に大きくなるはずはない。木の元気がよいのでそのように錯覚するのであろう。樹高は15m、幹周6.5mである。環境庁調査(1991年)の記録では「枯死寸前」とあるから、その後かなり回復術を施したに違いない。今はすこぶる元気である。 場所は、太宰府天満宮の境内の無料休憩所の横で、左手に石の鳥居をくぐって道路に出る手前である。 |