ジンバブエ・Victoria-fallsの「アフリカバオバブの巨木」 (2013.3.11)


 久しぶりの外国の巨木である。2013年3月に雨期のビクトリア滝を見に出かけた時に写すことが出来た。地図上に「The Big Tree」とあったので、頼んで連れていってもらった。ザンビアとジンバブエの間を流れるザンベジ川が、長さ1.7kmにわたって100mの断崖を流れ落ちるのがビクトリア滝であるが、このザンベジ川に沿って滝から1kmほど川上に歩くと、道ばたに巨大な木が見えてくる。
 「Big Tree」は実はアフリカバオバブの巨木であった。バオバブというと、マダガスカル島にあるような、「膨らんだ幹が直立して傘のような枝振りを持つ木(Adansonia grabdidieri)」を思い浮かべるが、アフリカ大陸のもの(アフリカバオバブ、Adansonia digitata)は比較的下の方から枝が張りだしている。写真の木は樹齢1000−1500年と推定され、幹周18m、樹高23mである。

遠くから見ると対象物がないので大きさが解らないが...


近づいていくと..


さすがに大きい。二人が手を広げても直径の半分にも満たない。


もともと1本の木なのか、ひこ生えが集合したのかは解らない。


もっと近づくと、落書きが見える。観光客が書いたのだろう。


説明板


ビクトリア滝の中心部(Main fall)


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